新しい用法を知って感動することも、学習法のひとつ
ここのところ、英文作成や英訳のお仕事を、ちょこちょこといただいています。
下訳、確認、仮の清書をしてから、チェックしてもらい、修正、仕上げと進めるのですが、この「チェックしてもらう」というところが、自分自身がその後に成長できるかどうかの分岐点だと思っています。平たく言うと「ダメ出し」され続けるのですが、ここはお気に入りの時間でもあります。自分でしっくりこない語彙選択や文法事項、自分にとって複数の可能性で文を作成したいところ、などを納得いくまで詰めていく作業だからです。もやもやとしていた箇所がぴったりあてはまったときの気持ちは、感動と呼べる程です。
記憶には意味記憶とエピソード記憶があると言われています。説明的に覚える意味記憶とは違い、エピソード記憶は、そのエピソードにまつわる感情が大きければ大きいほど、後に残りやすいのだそうです。
意図したことがぴたっと表せたときの感動というのは、その用法についての記憶に繋がっていく、エピソード記憶の一つの例になるのではないかと思います。そんな言い方があったのかと驚き、感動した度合いが大きいほど、その用法は後々も忘れないような気がします。つまり、自分のものになっているのではないでしょうか。
感動する機会を増やして、自分の引き出しをどんどん増やしていきたいと思います。
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