語学学習の成果出しの方法とは?
語学だけではなく、何かを学ぶときに、これができたからこれについては充分に学べたとか、この期間でこれだけのことを自分ができるようになったという達成感や満足感は得られにくいものです。それは、成果が目に見えないということも一因にあると思います。目に見える結果を出すということでいえば、試験を受けるということも一つの方法だと思いますが、試験で良い成績を取ったのに実生活で使えなくてショックだったという例があることも事実です。成果を目に見える形で出すということは、やはり難しいことだと思います。
英語のレッスンをしていると、年齢を問わず、成果が見えなくて、一時モチベーションが下がってしまう姿を見ることもあります。なるべくモチベーションを落とさずに学習を継続してもらうためにも、短期間ごとの達成感を感じてもらうにはどうしたらいいのかということは、よく私が考えている自分自身の課題のひとつです。
成果出しの例としては、英語の検定を受けることもいいですし、目標としていることを英語を使いながらできるようになるということもいいと思います。ですが、私の考える成果出しとは、生徒さんがレッスン内で本人なりにつかんだことを、自分自身で応用させられる瞬間を増やすことではないかと考えています。新出単語を読めたり、英作文を書いたりという、気付きにくいかもしれませんが、ほんの少しの「やった!」という瞬間の積み重ねのことです。
そして、私自身の成果出しは、そのような応用ができたという生徒さんの声ではないかと思っています。
つい先日、小学生の姉妹が、スペルの間違いを発音から推測して指摘し合ったという話を聞きました。これも応用の一つではないかと思い、とても嬉しかったです。今日も、英文の読み方を別の文に応用してくれた中学生に、私のモチベーションが上がりました。
小さくても確かに感じた達成感に、これからもがんばろうと思わされたここ最近の出来事でした。
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