基礎をおさえたあとは「血の通った」英語を

先日「とんでもなく役に立つ数学」という本を読みました。

この本では「数学で考える」とはどういうことかを提起しながら、記号としての数学だけでなく、その背景にある考え方を理解することで、現実社会で様々な場面で出てくる数学、つまり「血の通った数学」の姿を見てみようというものです。市民マラソンのスタート位置の計算の仕方、目撃情報の信憑性など、数学なしにはわかりえない、けれど身近にあるような問題の解決の仕方が例として出され、とてもおもしろかったです。


英語も同様で、単語や文法を覚えるだけでなく、その文化的背景知識を知ることで、より実践的な英語力を身につけることができると思います。それこそ「血の通った」英語となるのではないでしょうか。なぜこの場面で、この単語や助動詞、前置詞を使うのか、そういったことに目を向けると、覚えなければならなかった英語項目が、血の通った生身の英語になるかもしれません。

ここのところ、英語の歴史(英語史)の知識の必要性を感じています。この春夏は、英語学習に興味を持ってもらえそうな英語学の知識を、もう少し深めることにします。


************* 

「えいごなんでも屋」お問い合わせ先

Email : harmonious_aroma@yahoo.co.jp

Facebook : www.facebook.com/eigonandemoya(えいごなんでも屋)

Twitter : 中村和香子 @eigonandemoya

英語レッスン たまに翻訳「えいごなんでも屋」

言葉は気持ちを表します。 普段使う言葉だけでなく、英語でも気持ちを表してみませんか。 気持ちを言葉にするお手伝いします。

0コメント

  • 1000 / 1000