「日常会話」は一番身近で難しい?

日常の会話は、他愛ないことばかりです。今日なにがあったとか、夕食になにを食べたいとか、これが足りないから買いに行かなくちゃとか、その内容は、国や言葉が違っても大差ないことと思います。そのような、日々の生活の中で、よく口をついて出てくる単語を英語で知りたい!と、日常生活で使える英単語や英語表現を学習されている方がレッスンにいらっしゃいます。

例えば、キッチン用品なら「おたま(ladle)」、日用品なら「綿棒(cotton swab)」などです。きっかけは、普段の言葉を英語にしてみようと思ったら、意外なことに単語がわからなかったということだそうです。確かに、中学校の英語の授業で「歯磨き粉をしぼり出す」という例文は、見かけなかったように思います。


もしかすると、日常会話というのは、身近であるにも関わらず、外国語練習には難しいテーマなのかもしれません。一口に「日常会話練習」といっても、「あ! そこのメガネとって!」とか「携帯なってるよ!」とか、内容も語彙も多岐に渡る(渡りすぎる?)ものであり、覚えても覚えても、わからない単語の連続かもしれません。

英単語をたくさん知り、文法事項を習得しても、いざ実践となると会話が続かないという、一見、矛盾した状況は起こらないことはないと思います。それは、話す内容が自分の頭の中に浮かんでいないということも一因ではないでしょうか。

そう考えると、日常会話は、相手に伝えたいこと、伝えなければならないことの連続です。練習にあたり、テーマとしては難しいけれど、練習にはうってつけなのかもしれません。何語を学ぶ、使う場合にしても、伝えたい内容が頭の中になければ、なにも言葉が出てこないということだと思います。


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