言葉の美しさ

昨日は、24節気の二百二十日にあたる日だったそうです。

季語は「野分け」を使うそうで、その名の通り、台風が近づいています。


生徒ちゃんと一緒に長文を読んでいると、多岐に渡る内容がとてもおもしろく、毎回、勉強になります。夏休みは特に、学校からのリーディング課題として、短めの長文を読むことが多く、これまた中高生にとって親しみやすそうな旬の話題が載っていて、とても興味深かったです。

その中で、ある音楽アーティストがテーマの長文がありました。そのアーティストは、ひとつの歌に、日本語と英語の両方の言語に詞をつけるそうです。その際、言葉の意味ももちろんのこと、音の響きも同じにするということで、一例が紹介されていました。

生徒ちゃんと、日本語歌詞を音読し、英語歌詞を音読し、一緒に聞こえる!!と感動し、そのあと意味を考えて、やっぱり同じだね!!とまたまた感動しました。それが一曲だけではなく、数曲あるそうで、この方の言葉力に、ただただすごい!と感心しました。


私たちは、日々言葉を操ります。意識的であれ、無意識的であれ、どの言葉を使うかを選択するとき、使用場面にあわせて、意味と共に、音の響きも考慮に入れているのかもしれません。ある言葉を美しいと感じるとき、それは意味と音の響きの両方が合わさった美しさに対する感動から来るのではないかと思います。言葉力をつけていくことが、意味と音についての感覚を研ぎ澄ますことに、そして美しい言葉を使いこなすことへと繋がっていくのだと思います。


常日頃、日本語は、特に季語は美しいと思っています。ですが、それぞれの言語には、それぞれの美しさがあり、日本語、英語だけではなく、他言語のことも、もっと知っていきたいと思いました。やはり、ことばは奥深く興味深いです。





英語レッスン たまに翻訳「えいごなんでも屋」

言葉は気持ちを表します。 普段使う言葉だけでなく、英語でも気持ちを表してみませんか。 気持ちを言葉にするお手伝いします。

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