言葉が変わるとき
それぞれの言語には、多くの単語があります。それらの単語の中も、新しく生み出されるもの、使われなくて消えていくもの、組み合わさって新しい意味として使われるものなど、変化しています。
消えていくもののひとつとして、方言も挙げられるのではなくでしょうか。
逆に新しく作られていくものとしては、"google"(動詞:グーグル検索する)や、"text"(動詞:携帯電話でメールする)など、時代の変化によって作られた言葉が、そのまま定着するパターンもあると思います。
レッスン中、序数の練習をしていたとき、fourth, fifth, sixthからの連想で、threeth(3番目)という単語を作り出している小学生がいました。また、thirteen, fourteen, からの連想で、oneteen(11), twoteen(12) と数えている小学生もいました。
また先日は、counter(キッチンなどのカウンター)という単語の日本語の意味を「数えるときにカチャカチャ押すカウンターじゃないの?」と言っている高校生もいました。(数を数えるカウンターの意味もありますが、辞書で引くと、1番目、2番目には、窓口にあるカウンターやカウンターテーブルの意味が出てきます。)数個意味がある言葉も、使われる頻度によって、どの意味が一番にくるのか変化していくのかもしれません。
新しい言葉というのは、こうした何気ないきっかけから生み出されていくのかもしれません。
2023年も、元気にわいわいがやがやと始動しています。
今年も、そんな貴重な瞬間、驚きの発見に立ち会えることを、楽しみに過ごしたいと思います。
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