体感することの大切さ

問題集に取り組む際、ノートに答えだけを書くのか、答えをあてはめつつ全文を書くのか、生徒さんによってタイプがわかれます。面倒に感じる気持ちもわかりますが、全文写して書いてほしいと、レッスンでは常に声をかけています。


小学6年生から高校2年生に至る現在まで、問題集を一言一句(日本語の問いまで!)ノートに書き写している生徒ちゃんがいます。他にも以前、小学4年生から中学3年生まで、自分の書けなかった単語を、ノート一面びっしり整然と練習している生徒ちゃんがいました。

二人には、共通点があります。書き殴ることはしないので、「この単語を書いて覚えるんだ!」という気概は、ノートから(本人からも)あまり感じられないこと、しかし総じてスペルミスが少ないことです。

もちろん、書き殴って身体に覚え込ませるという方法も、単語覚えのテクニックとしては一案かもしれません。しかし、そうはしなくても、「ただ書く」という行為が、同じように身体にスペルを覚え込ませたのでしょう。


デジタル時代になり、タブレット学習が主流になりつつあります。学ぶという場面でも、少しずつ、「身体を使う」つまり「体感する」ことが減ってきているようです。

「三つ子の魂百まで」ではないですが、「体感したことは忘れない」と思っています。

英語に直に触れる様々な体験もしながら、英語を吸収してほしいなと思っています。


入試シーズンも佳境に入ってきました。

受験という体験では、大変さ、緊張感、達成感、いろいろなことを感じると思います。ここでの体感を、今後に繋げてほしいなと思います。

ひとまず、みんな元気に終わることができますように。

英語レッスン たまに翻訳「えいごなんでも屋」

言葉は気持ちを表します。 普段使う言葉だけでなく、英語でも気持ちを表してみませんか。 気持ちを言葉にするお手伝いします。

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