英語に触れる機会

昨日の記事に書いた、某テレビ番組を見ながら思ったこと。

テレビ番組で、外国での取材や外国人へのインタビューが放送されるとき、ほとんどが日本語字幕と日本語吹き替えが、映像と一緒に流れます。

英語教育の強化と早期化を謳う教育方針が、年々、重視されるようになってきています。

その2つの世間の流れに、矛盾を感じるのです。
英語化を進めながら、普段の生活からは、英語に触れる機会がどんどん奪われている気がするからです。というのも、最近のメディアでは、英単語はカタカナ語に変換され、音声は原語で聞くことは少なくなっている傾向にあると思うのです。

もちろん、吹き替えが不要だとか、字幕が余計だというつもりはありません。ですが、より実践的な英語を使えることを目指そうというなら、英語話者が使う言葉を耳や目にする機会を少しでも増やすことも、大切なのではないでしょうか。

機会技術も、どんどん進歩しています。音声は原語と日本語、字幕は原語と日本語、または無しなど、使う人が選択できるテレビが出てくるといいなと思っています。

昨日のテレビ番組では、アメリカの考古学者が、歴史的謎について説明されていました。どんな単語を使って、お話されていたのか、とても知りたかったです。
そのようなちょっとした機会も、英語のインプット量が増えることにつながり、無意識かもしれませんが、語彙力や文法力がアップしていくと思うのです。その機会が減ることに、残念さを感じています。

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