その日本語、英語にできるかも。Do not panic!
どこかの英会話教室に通われているお友だちから、たびたび英語の質問が来ます…笑。
状況に応じた作文が課題になるらしく、「〇〇って言いたいのに、これに対応する英単語がわからない」というのが、よくある質問です。
当然ですが、英語と日本語は別の言語です。
モノの名前はそれぞれの言語で名前がついているので、1英単語に1日本語が対応します。(なので、どちらかの言語圏にないモノには、対応する訳がないことも、もちろんあります。「豆腐」「味噌」など。)
ですが、それ以外の概念的なことは、言語の背景文化の違いにより、単語のバリエーションがそれぞれ変わってきます。例えば、日本語の「学ぶ」「学習する」「習得する」「覚える」「身につける」は、英語では "learn" になります。日本語の「素晴らしい」は、英語では "great" "splendid" "magnificent" "wonderful" "superb" "spectacular" などなどです。このように、1日本語に1英語が対応する訳ではないのです。
対応する英語がわからないときは、日本語の文章が入り組んでいたり、日本語の単語が難しすぎる時がよくあります。
文章を書くときや話すときは、10歳(もしくはそれ以下)の人に話す言葉を、まず考えてみることが必要だと言われたことがあります。言いたいことをなるべく噛み砕いて、簡単な言葉にするひと手間が、作文が上達するコツかなと思っています。
日本語を英語にしていて「わからない!」となったら、「もしかしたらわかるかも」とひと呼吸おいて、落ち着いて考えてみると、知っている英単語にたどり着くかもしれません。
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