迷って悩んで挑戦してみるというぼやき

長い間、なんとなくすっきりしなかった悩みに、少し答えが出た気がします。小学生の英語レッスンについてです。


現在の学習指導要領では、小学校の英語は教科ではありません。中学校から教科になるので、小学校の英語活動は、 興味付けを主な目的としたダイレクトメソッドを中心に行われているようです。ですが、2000年に入った頃から、小学生(もしくはさらに低年齢)対象の英語産業は、年々過熱してきて、英語教育の低年齢化が頻繁に話題に取り上げられるようになりました。しかし、幼い頃から英語に触れてきた人数が増えてくるのと同時に、その人たちが中学校で必修化された英語に触れた時に「あれ?今まで習ってきたのに」とか「本当に上達したのか、わからない」と思ったという声もよく耳にしました。


英語教室に所属していたときには、中学校の教科への橋渡しをどうしたらスムーズにできるのだろうかと思ったことは何度もありました。正直なところ、小学生のクラスでのダイレクトメソッドでのレッスンには疑問も抱いていました。中学校での英語で取り組むところにどこまで踏み込んでいいのかわからず、でも10歳前後という吸収力抜群の時期だからこそのアプローチ方法が、他にもあるのではないかという悩みも常にありました。


今、中学生以上対象のレッスンでは、文法訳読方式を採っています。いわゆる、昔からある英語教授法で、母語(日本語)とは違う外国語(英語)のルールを母語で学ぶという、文法ありきの方法です。


昨日、小学生のレッスン後、基礎ができたら小学生にも文法訳読方式を試してみたいと、ふと思いました。今までは、理論的なところも出てくるので、小学生でも聞いて理解して自分のものにできるか自信がなく、避けてきたところもありました。ですが、そのとき100%理解できなくても、耳にしたことはどこかに記憶されていくはずです。やってみる価値はあるはず!ある一定期間試してみて様子をみよう!と思ったら、わくわくしてきました。

思い立ったら吉日で、参考書を探しにいってきます。約3ヶ月後には変化が出るか、どうなるやら楽しみです。


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