私が英語絵本を選ぶときのポイント4つ
来月から始まる乳幼児講座に向けて、スタッフの方々と、講座で読み聞かせる英語絵本を選びに行ってきました。
今回の講座は、1〜3歳児と保護者に英語で遊んでもらうという主旨なので、アルファベットを紹介したり、ドラマチックなストーリーが展開されているものではなく、楽しく英語に触れられる絵本を選びました。
私が絵本を選んだときのポイントを、4つ挙げたいと思います。
①色鮮やかであること
子どもの年齢が低いほど、はっきりした色に目が奪われるようです。絵に集中してもらうためにも、見開き1ページに、なるべく色の種類が少なく、鮮やかな色で絵が描かれある本を選びました。年齢が上がってくると淡い色合いも好むようです。
②文字数が少ないこと
ストーリー性よりも、絵を見ながら、読み手と聞き手が会話をできるようなものを選びました。「かわいいね」とか「○色だね」とかそういった簡単な会話です。文字数が多いと各ページを見せる時間が長くなり、そのページに飽きて、次が見たくなってしまって話を聞かなくなったりするので、子どもたちの集中力が途切れない程度の少ない文字数のものにしました。
文字が読めるような年齢になって、ストーリー性のあるものを一緒に読むと、また新たな楽しみがあると思います。
③リズミカルに読めること
同じ単語や、同じリズムの単語(同じ音節を持つ単語)を繰り返すことで、リズミカルに読めると思います。リズミカルなものはテンポよく読め、子どもたちの集中力も途切れません。
英語の絵本には、英語独特の抑揚やリズムをつかむために、韻を踏む単語や、意味よりもリズムを重視した単語を選んで作られているものがたくさんあります。年齢が低いうちは、英語のリズムに慣れるためにも、このような本がいいのではないかと思っています。
④読み手がワクワクできること
読み聞かせのとき、読んでいる人が楽しそうかどうかが一番大切なことだと思います。読み手が楽しそうだと、聞き手も自然と楽しくなってきますよね。
本を選ぶときに、まず自分が読んでみたい!と思えるものが、選んで間違いない絵本だと思います。
今回は、前回の講座より、絵本の数を増やしました。選んでいる内に、私自身が読みたい本がたくさん出てきて選びきれなかったからです。このワクワク感が伝わるといいなと思っています。楽しみです。
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