脳の損傷によって、使う言語が変わってしまった症状が起こった少年のニュース

今朝、興味深いアメリカのニュース記事を読みました。

英語話者の高校生が、サッカーの試合中に脳しんとうを起こした後、数日間の昏睡状態から目覚めると、それまで片言だったスペイン語を流暢に話し出したそうです。徐々に、英語が戻ってくると、スペイン語の流暢さはなくなっていったそうです。

使う言語がそれまでと違っていると、頭の中で考えるときの言語も、スイッチのように切り替わってしまっているのでしょうか。不思議です。


このように、脳の(一時的)損傷により、話す言葉やアクセントが変わってしまうことを「外国語アクセント症候群」(Foreign accent syndrome) と呼ぶそうです。発話というのは、人間のできる最も複雑な動作の一つで、たくさんの脳中枢が関わっているのだそうです。もしその一部でも損傷すると、発話に影響が出るのだそうです。


脳の言語野は母語の発話に関係しているので、2つ以上の言語を母語とする人は、脳の言語野が2つ以上あると言われています。このように、言語野が人によって数が違ったり、同じ言語野を持っても、使う言語は違ったり。不確実なことに満ちあふれている人間の身体は、とても不思議で、どことなく神秘的とさえ思えます。


http://edition.cnn.com/2016/10/24/health/teen-spanish-new-language-trnd/index.html?sr=twCNN102516teen-spanish-new-language-trnd0103AMVODtopPhoto&linkId=30303156


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