疑問文はどの言語も音が上がるのか
英語の疑問文は、大きく分けて二つの種類があります。それぞれ、言い方にも違いがあります。Yes/No-Question(はい、いいえで答えられる質問) では語尾が上がり、Wh-Question(はい、いいえでは答えられない質問)では語尾が下がる場合が多くみられます。
この語尾の上げ下げを小学生と練習しているときに、「日本語と同じじゃない?」という感想が出ました。確かに「○○ですか?」の質問は、語尾が上がります。「だれと行ったの?」などの場合はどうでしょうか。状況によって、語尾が上がる場合と下がる場合を(意味の違いで無意識に)使い分けていると思います。
外国に行って何か話しかけられたときに、語尾が上がっていると、現地の言語はわからないけれど、何か質問されているのかなと判断する人が多いと思います。それは、日本語がそのような語尾の上がり方をする場合が多いからではないでしょうか。この現象は、万国共通なのでしょうか。Yes/No-Questionの場合は、語尾が上がる場合が多いと思いますが、もしかすると違う言語もあるのかもしれません。
語尾の上げ下げだけのヒントで疑問文か平叙文かを判断しているとすれば、このようなほんの少しの違いが、言語を理解する際の大きなヒントとして、私たちの中では認識されているのかもしれません。
外国語を学ぶとき、一文の中での音の変化にも着目してみると、言語に違いが発見できておもしろいかもしれません。
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