体験から出る言葉はうそをつかない:ウエストマリン、オルカ号シュノーケリング&BBQモニターツアーに参加して
10日ほど前、ウエストマリン(有)のオルカ号シュノーケリング&BBQツアーに、モニターとして参加してきました。
ウエストマリンさんには、船内アナウンス原稿やPVナレーション原稿の英語翻訳として、以前よりお世話になっています。ご招待、ありがとうございました。
水中観光クルーズとして活躍中のオルカ号。今回は、水中観察室が男女別更衣室として活用されていました。
那覇空港近くにある三重城港出港の約15分後(?)、シュノーケリングポイントで4時間ほど停泊。シュノーケリング、マリンスポーツ(通常は有料オプション:ドラゴンボート・マーブル・ウェイクボード・フライボード)、お昼ごはんのBBQと、充実したツアーでした。
シュノーケリングでは、インストラクターさんに何ヶ所かポイントに連れていってもらい、そこで自由に色とりどりの珊瑚や魚を観察。クマノミ、アオヒトデ、ロクセンダイ、イソギンチャクなどなど、名前もわからないたくさんの魚を間近に見ることができました。
海の中をのぞくと、魚たちは生き生きと泳ぎ、珊瑚は色とりどりに育っていました。紫の珊瑚は、目が離せないほど綺麗でした。その美しさや凛とした姿は、想像以上のものでした。テレビ番組や水族館のガラス越しで見るのとは違い、手を伸ばせば触れそうなところを魚たちが泳いでいるというのは、自分も海の仲間になれたような不思議な体験でした。
その感動に、すごい!きれい!という、なんとも語彙力のない感想しか出てこなかったのですが、その時ふと、シュノーケリング未体験だった私は翻訳原稿にあった「色とりどりの…」や「美しい…」という日本語になんという英単語を充てたのか、気になりました。
帰宅後、原稿を見直してみると、 colorful / beautiful / gorgeous などの単語が書かれていました。なるほど。水族館の魚を想像したり、シソーラスを引いて、出てきた単語がこれらだったのです。
今でも同じ単語を導き出すかもしれませんが、今ならあの情景を思い浮かべながら、別の単語を思うかもしれません。spectacular / fantastic とか?
ものを説明(修飾)する形容詞は、その様子とその時の感情と単語が頭の中で結びつくと忘れにくいと言います。同じ場面に出くわした時に、その単語が反射的に思い出されるからかもしれません。その単語こそ、ホンモノの「心から湧き出る言いたい言葉」になるのでしょう。
https://youtu.be/FncTus0Z-ds (PV/英語版 ; こちらの原稿翻訳を担当いたしました。ナレーションは、県内でご活躍中のナレーターさんです。)
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