「台風」が先か「typhoon」が先か

今週の小学生のレッスンで、週末には台風が来るねという話をしたところ、「台風って英語でどんなって言うの?どんなして書くの?」と聞かれました。「typhoon」と答えると、「日本語と同じ! 日本語が英語になったの? 英語が日本語になったの?」と聞かれたのですが、そこまではわからず、帰宅後、調べてみました。どうやら、外国語が先にあり、日本語になったようです。futon、misoなど、日本語が英語になった単語もたくさんあるので、どちらの言語が先だったのか?とは、よいところを疑問に思ったものだと驚きました。


以下、語源由来辞典より、抜粋。

気象用語として、風速32.7m以上の強風「颶風(ぐふう)」が明治時代末「颱風(たいふう)」となり、当用漢字が定められた1946年以降「台風」となった。

その「颱風」の語源は諸説あるものの、正確には未詳だそうです。その諸説はこちら。

1. 台湾や中国福建省で激しい風のことを「大風(タイフーン)」といい、それがヨーロッパ諸国で「typhoon」と音写された。その後、漢字「颱風」が充てられた。

2. アラビア語で、ぐるぐる回る意味の「tufan」が「typhoon」となった。

3. ギリシャ神話の風の神「typhon」が「typhoon」となった。

(出典;語源由来辞典 http://gogen-allguide.com/ta/typhoon.html )


先週に続いて、週末が台風となった今週は、本島をほぼ直撃する予報がでていましたので、県内のイベントはほぼ全てが延期、もしくは中止になったようです。夫が出張で不在の中、私も研修やレッスンが中止になり、静かな時間を家で過ごしました。

昨夜偶然、同じマンションのアメリカ人の友人に会いました。「なにかあったら、電話してもいい? 一人で不安なの。」と話したところ、 "Plase do."と答えてくれました。彼女にお願いごとや提案をすると、しばしば "Please do." のお返事をくれるのですが、彼女の言い方に優しさや丁寧さがつまっているようで、その短い言い回しを聞くと温かい気持ちになります。


私は、彼女に電話をしなければならないような事態にはならなかったものの、市内、そして県内では、いろいろな被害で出ているようです。まだ台風として北上しているようですが、今後も大きな被害が出ませんように。


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