揚げ足取りをする→興味をもつ?
昨日の高校生のレッスンの終わりの話です。
受験が迫っている彼女は、いろいろと項目ごとにまとめのページがあり、昨日ちらりと彼女のノートを見たら、発音の覚え方(主にカタカナ語になっている英語について)と例外にあたる単語が、2つほど書いてありました。普段は見て見ぬふりをするのですが、昨日は例外のその他の単語がばばばっと思い浮かんだので、「こういうのもあるし、こういうのもあるよね?」と思わず口から出てしまいました。言った後、しまった!本人のやる気を削いでしまったかも!と揚げ足取りのような行動を反省しました。しかし、彼女から返ってきた言葉は「ほんとだ!おもしろい!!」でした。しかもさらに、これはどうだろう?と、自分で例外探しをしていました。
せっかくノートにまとめていたのに、そのページを(ほぼ)否定してしまったので、申し訳ない気もしましたが、本人が発音について、興味を持ったことに嬉しさも感じました。
言葉は例外だらけ、というより共通点を探し出してグループでくくるということの方が難しいのではないかと思います。こうやっていったんくくったグループから例外を探し出すことも、パズルの間違い探しをするようで、興味をもつ、さらにはグループにした事項についても知識を深めることになるのかもしれません。
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