今後のためにも原点に立ち返る機会が大切だと実感

先週まで、公民館講座の一環として、週一回全3回の乳幼児講座を担当させていただきました。英語を通じて親子で触れあう時間を持ってもらいたい、この講座をきっかけに同じ年頃のお子さんをもつ保護者の方たち、また地域との連携につなげていきたいという狙いで始まったもので、今回で3回目の開催となりました。

最近は、通常の英語レッスンに加え、翻訳業や通訳業もあり、頭をリトミックモードに切り換えての約1年ぶりのレッスンでした。過去2回のプログラムを見ながら、あーでもない、こーでもないと悩みながらも、企画をいただいてから、あっという間に当日を迎えることとなりました。


「英語レッスン」ではなく「英語でリトミック」なので、英語を習得してもらうというより、英語に少しでも興味を持ってもらえるようにと、毎回、浅く広く盛りだくさんの内容を考えています。(それでも、今回も、こんなことができるようになりましたという嬉しいお声も、お母様方からいただきました。)

このリトミック講座では、毎度、一回につき、1・2歳児、2・3歳児の2クラス分の時間をいただいています。過去2回は、年齢にあったものに特化して、それぞれのクラスのプランニングしていましたが、この度はそれに加えて、ある狙いをもってプランニングしてみました。

①一回ごとにテーマを決めて、毎回、ほぼ新しいものを導入し、どこに興味を持つのか探ってみる。

②2時間をほぼ同じ内容で進め、1年間の成長幅がどれくらいか観察する。

毎回、準備にはかなり悩み、練りに練った、自分の中では妥協できないものを作ったつもりです。レッスン中の集中力と終わった後の充実度の高さ、次に向けての反省点の多さは、今回が一番大きかったように感じました。


話は逸れますが、私の前職は、子ども英語教室の講師でした。新人の頃は、研修に次ぐ研修で、子どもの成長過程からそれに沿った学習指導方法、またその指導方法に基づく教案づくり・教材研究の仕方、レッスンのフィードバックなどなど、じっくり丁寧に鍛えられていました。新人を卒業しても研修は続き、その都度、自分のレッスンについて振り返り、ステップアップを求められていました。

今回のリトミックに関して、プランニング、レッスン、自分の中でのフィードバックを経て、次のプランニングをしている内に、その研修や、仕事をしているときのことを思い出してきました。そして、そのときの経験と今回の狙いを照らし合わせてみると、研修内容についてさらに納得の結果が得られました。

それが通常のレッスンにも波及しているような気がします。ここのところ、小学生や中学生には、パワーアップしたレッスンができているのではないかと思います。つまり、自分にとっての原点は、こういった子ども向けのレッスンであり、以前の研修や経験が、現在の糧になっているのだと実感させられました。翻訳も通訳も含め、どのお仕事にも、大変さとともに楽しさもありますが、親子レッスンでの楽しさは、私にとっては格別なようです。


リトミックのレッスンは、今の私のレッスン形態では、頻繁に実施することはできませんが、こうして年に一回でも二回でも行うことができると、自分の原点回帰になるなと思いました。ありがたい機会をいただいたものです。

気分新たに、またがんばっていこうと思います。


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