沖縄に住んでいて、ときどき望むこと

沖縄へ引っ越して、3年8ヶ月が経ちました。広島に住んでいたときは、JR、バス、市電と公共交通機関を使っていた生活でしたが、今は車のない日々は想像できない生活を送っています。

うちでは、夫の通勤用には、広島から乗ってきた夫の愛車を、その他、私の移動、彼の県内出張や2人での外出用には、沖縄で中古で購入した車を使っています。その沖縄ナンバーの車が、うちに来てくれてから約6万キロの走行距離を突破しました。

現在住んでいる名護市から、県庁所在地のある那覇市まで、片道ざっと70㎞。1往復+那覇市内の移動で、だいたい150㎞ですが、地道を使っての片道約2時間の旅も、慣れた道となった今では、楽しいドライブ時間になっています。


ですが、時々、例えば、体調の悪いとき、急ぎの仕事があるとき、頭の中を整理してアイディアを練りたいとき、緊張後リラックスしたいとき、思うのです。「運転から解放されたい!」「車に乗っている時間を使って、他のことがしたい!」と。

こんな日は、自分が運転しなければ、目的地までたどり着けないというプレッシャーや、運転より他をおいては、移動の選択肢がないという切迫感を、いつもより感じてしまいます。


沖縄県内には、那覇空港ー首里間を走るモノレールを除き、電車は走っていません。バスはありますが、移動距離の長さや便数の少なさから考慮すると、バスに乗りたいとは思えないのです。

今でも行動範囲が広いと言われますが、電車があれば、もっと移動距離も回数も増やせるだろうし、時間の有効活用もできるだろうにと思うことがよくあります。電車に揺られているときのお昼寝すら懐かしいのです。


ちなみに、沖縄に住む友人たちの何人かは、日常的に運転の必要のない生活を送っています。彼女たちは皆、那覇市内、もしくはその近郊に住んでいます。つまり、那覇市を中心に、交通網が便利に整備されているということの表れだと思います。もちろん、それ以外の地域が一様に不便かと言われたら、そんなことはなく、だからこそ、沖縄県の自動車保有台数は全国27位(一世帯あたり1.74台(平成22年度末))という統計結果も出ているのだと思います。

しかし、もし電車があれば、車のあるなしに関わらず、県内をもっと気軽に移動でき、それに伴って、地域差が少なくなってくるのではないでしょうか。

私の感じる地域差のことは、また別の機会に書くことにします。


いろいろなところから電車を走らせようという声や運動はあるようですが、実現にはまだ時間がかかることと思います。今のところは、車を使っての生活は続くわけですから、どんな長距離でも、文句も言わずにいつも走ってくれる愛車くんに感謝しつつ、無事故で過ごしたいと思います。


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