品詞を制したい。
以前、大人の英語レッスンの時に、単語の意味に加えて、品詞の種類を説明されることに驚いたとのご指摘を受けました。それまでは無意識だったのですが、その後、自分のレッスンを意識してみると、品詞の種類をしつこく説明して、文の構成を解説していることに気がつきました。そのしつこい説明が功を奏しているのかいないのかは、まだよくわかりませんが、文の組み立てについて以前より少しわかりやすくなってきたと言われて、嬉しかった思いをしたのはつい最近のことです。
中学校三年生の時に、英語の授業で、品詞の役割について詳しく習いました。特に、形容詞は名詞を修飾し、副詞は動詞、副詞、形容詞、文を修飾することは、何度も聞きましたが、そのときはその重要性についてあまりわかってはいませんでした。
しかし、学習する英語が徐々に難しくなってきた頃、いつかははっきり覚えていませんが、単語の品詞をわかっていると、英語を聞いたり書いたり、要するに使いやすくなることがわかったのです。その頃から、品詞を知りたいと思い始めたのかもしれません。
そうはいっても、ややこしいのが、ひとつの単語がいろいろな品詞を持つ場合です。
例① Today → 名詞、副詞
名詞:Today is Tuesday.
副詞:I am very sleepy today.
例② home → 名詞、形容詞、副詞、動詞
名詞 : There is no place like home.
形容詞 : Hiroshima is my home town.
副詞 : I come home.
動詞 : The missile homed in on the target.
言葉には、それぞれの意味と役割があります。それを知ることが言葉の運用ルールを学ぶ最短方法ではないかと思うのです。これが、私が品詞にこだわる理由です。
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