ひとでなしの中村です。
名護で迎える年末も4回目になりました。
偶然にも今日は、名護の方々から、お仕事に繋がりそうなお声がけを数件頂きました。来年、ぼちぼちと形にしていきたいです。こういうことが、この土地に繋がりが広がっていき、少しずつこの土地の一員として馴染んできた証しかもしれないと思うと、嬉しいものです。
なぜだかわかりませんが、ここ1年くらい前から、名護出身者だと思われることが多くなりました。自分では、彫りの深いうちなーじらー(沖縄面)ではないと思いますが、見た目ではない何かで判断されているのでしょうか。
例えば、こんな質問をされます。
「名護高何期生ですか?」・・・今までに何度も聞かれました。
他にも、
相手「名護はどこにお住まいですか?」 私「○○です」
相手「その前はどちらに?」 私「広島です」
相手「え?どこ?(名護市内のどこかだと思われていたような反応)」・・・などという会話も、一度ではありません。
初対面の私に対して、もしかしたらどこかで自分や自分の知り合いと繋がっているのかもしれないと、共通項を探すような質問をされたのだろうと思います。こういった点からも、始めから、ばっさりとよそ者扱いをするのではなく、その人のコミュニティと私のコミュニティが重なっているかもしれないという見方をされているだろうことに、どこか温かい気持ちになっています。
初対面と言えば、引っ越してすぐの頃、自己紹介するときのこの会話に慣れず、よく驚いていました。
私「中村です」 相手「ひとでなしですか?」
初めはなんのことやら、さっぱりわかりませんでした。しかも初対面なのに「ひとでなし」とけなされている?
沖縄でも「ナカムラ」の苗字は珍しくないのですが、漢字表記の「仲村」(仲村渠さんの変形も含む)か「中村」を比べると、沖縄本島では「仲村」の方が多いようです。口頭で名前を伝えた後、相手のメモを見ると、「仲村」と書かれていることがほとんどです。今ではまた書かれているだろうと予測もできますが、初めの頃は不思議な感じがしていました。(宮古地方では「仲」より「中」を使う方が多いとか。)
先の会話ですが、性格の話ではなく、漢字表記の話なのです。確認の際に(全県的に表現されるのか、北部特有なのかはわかりませんが)、にんべんのない「中村」を「ひとでなし」と言う方もいらっしゃるのです。自己紹介で漢字も併せて伝えたいときには、「ひとでなしの中村です」と名乗るとスムーズに事が運ぶときもあり、その表現方法を内心では楽しんでいます。
しかし、やはり最近は、その会話の後に「あー、だんなさんが内地の人ね?」と言われます。沖縄出身ではあるけれど、内地出身者の夫と結婚して、内地の苗字に変わったと思われているのですね。
印象はさておき、より一層、地域貢献に繋がる働きをしていきたいです。
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