旧式に生活するートイレ編
一昨日の晩、トイレの上水経路の一部部品が裂け、トイレの床が水浸しになりました。幸い、漏れた水は排水溝に流れたので、大した被害にはなりませんでした。昨日、その部品を注文しましたが、部品が来るまでの数日間、さてトイレはどうしようということになりました。応急処置をしたり、いろいろ試してはみましたが、トイレの本体に通じる上水栓を開けたままだと水が漏れ続けるので、結局、この栓を閉めることにしました。大家さんに事情を話すと、親身になってくださり、マンションの空き室をトイレ用にだけ使ってもいいよとまで言ってくださったのですが、下水は問題なく使えるので、バケツを使ってタンクに水をはって使うという、旧式な方法を採ることにしました。
しかし、いざ始めてみたものの、バケツからタンクに水を移すと、自分が思ったよりも低い水位しかタンクには水が溜まらないのです。タンクを満タンにしようとするなら、うちにあるバケツを2回満水にしなければいけない程の水量です。「トイレに使う水は多い」と聞いたことはあったのですが、自分で実際に計ったことはなく、こんなにも一度のトイレに水を使っているのかと、とても驚きました。
調べたところ、1999年以降に作られたタイプのトイレは、大レバー8リットル、小レバー6リットルの洗浄水量を使うそうです。(次々と節水タイプのものが出ているので、最新のタイプで、大レバー4.8リットル、小レバー3.8リットル程まで使用水量は減っているようです。) 大量に感じますが、排泄物を便器から押し出すだけでなく、約10メートル以上の配管を流すための必要量として、設けられている評価基準値なのだそうです。
別の資料では、一般家庭の水道水の使い道は、トイレ約28%、風呂24%、炊事23%、洗濯17%と、やはりトイレが一番多いのだそうです。納得です。
バケツにトイレ用の水をためる度に、またこんなに水を使うのかと、罪悪感まではいかないまでも、なんともいえない複雑な気分がしています。しかし、ただ聞いただけの情報ではなく、自分の実体験も伴う情報なので、自分の中で確固とした知識になりました。マイナスの経験も学びに繋がるのですね。
・・・そうは言っても、部品が届く日が待ち遠しいというのが、正直な気持ちです。
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