沖縄県限定通訳案内士

「地域限定通訳案内士」は、2007年に北海道、岩手県、栃木県、静岡県、長崎県、沖縄県で始まった制度です。現在、沖縄県以外では、休止または廃止されているそうです。

一次試験(8月下旬)と二次試験(12月中旬)に合格し、県に登録すれば、その地域に来られた外国人観光客を通訳案内することができます。試験内容は、一次試験が ①県の地理 ②歴史 ③文化、経済、産業、観光 ④外国語(英語、中国語、韓国語の中から一つ、国家資格に準ずる)の4教科、二次試験が、口述試験(その地域の観光についての受け答え、選択テーマについての短いプレゼン)となっています。
国家資格である「通訳案内士」とは比べると、地域に関する知識が問われる試験になっていると思います。

今年度、この資格を取得することができました。沖縄についての知識はほとんどなかったので、指定図書をくまなく読み、覚えました。なかなか覚えられず、くじけそうにもなりましたが、次第に、勉強が楽しくなってきました。というのも、生活する中で疑問に感じていたこと、知りたかったことがクリアになってきたからです。

この資格については、実際に案内士としての仕事や実益に結びつきにくいとか、持っていても意味がないなど、批判されることもあるようです。しかし、資格というのは、すぐに収入を得るための手段ではなく、未来に繋がる知識を得るためのものなのではないでしょうか。

一次試験前日には発熱したり、試験前にはお仕事をセーブさせていただいたりと、家族をはじめ、周りの方々にはご迷惑もおかけしました。その分、今後は、ご恩返しにいそしみ
たいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

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