心を伝えたいものは手で
年末の移動で飛行機を利用した日は、たまたま12月25日でした。
搭乗手続きをするときに、窓口で係員の方から「今日はクリスマスですから」とプレゼントをいただきました。のど飴とチョコが二つずつと航空会社のロゴ入りクリスマスカードが透明のビニールパックに入った小さな包みでした。小さいけれど、この心遣いにほっこりしました。
後日、包みを開けると、そのクリスマスカードは二つ折りになっていて、中に「またお会いできる日を楽しみにしております。○○空港支店係員一同」と手書きのメッセージが書かれていました。包みは、夫と私で二つ頂いたのですが、それぞれ別の方が書かれたようでしたので、みなさんで手分けして書かれたのだろうと思います。1日の搭乗人数分、手書きのメッセージ入りの包みを準備するというのは、大変な時間をかけられたことと思います。でも、その手間と時間の分だけ、大きな心がこもっている気がして、さらに嬉しくなりました。
最近は、文書作成を始め手紙でさえ、パソコンなどの機械で作製することがほとんどになりましたが、どんな時代になっても、手書きに勝るものはないと改めて思いました。「手を加える」「ひと手間」という言葉通り、「手」を使ったものは、心を直接伝えてくれるのだと思います。
とはいっても、時と場合にもよるので、例えば翻訳は手作業というわけにはいきません。しかし、どんなときでも心をこめて作業したいと思います。
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