許容と義務:前編

先日行われた、ゴールデングローブ賞の表彰式をTVで見ていて、思ったこと。

レオナルド・ディカプリオさんが受賞作の監督に向けて述べられていた、謝辞の言葉です。

"Thank you for allowing me to be a part of this journey with you."

日本語にすると「私を、あなたとの旅の一員にいれてくれてありがとう」といったところでしょうか。この中で「私をいれてくれて」の部分を"allowing me"を使うところに、うなってしまいました。私だったら"letting me"は思いついたとしても、"allowing me"は思いつかないだろうと思ったからです。


話は変わって、公共の場では、注意書きの看板が立てかけられているのをよく目にします。日本語では「○○してはいけません」と書かれていますが、英語では"You are not allowed to ○○."と書かれています。

「○○してはいけない」という禁止の表現としては、助動詞の"must"を習います。

では、なぜここで"must"ではなく、"allow" が登場するのかというと、この言葉に含まれた意味の違いだけでなく、日本語と英語の視点による違いが関係してくるのです。


続きはまた明日。Please allow me to leave it for tomorrow.


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