「ウソみたいなホントの話」を表す関西弁
昨日は、多才なお友だちが市場で藍染め作品を出品するというので、共通のお友だちと隣町まで応援に行ってきました。
こだわり食材を使ったテイクアウトランチを用意するお店もあると聞いていたので、海沿いで食べてもいいし、楽しみだね♪ なんて以前から話していたのに、昨日は土砂降りの雨。名護市では大雨雷洪水警報も出ていたほどでした。
お友だちのがんばっている姿を見ることはできましたが、その後は予定を変更して、どこかにお昼を食べに行こうという話になりました。
候補のお店が3軒あったのですが、1軒目は諸事情のためパス。山道を半ば迷いながら2軒目についたものの、予約でいっぱい。3軒目は用心のため事前に様子を聞こうと電話をしてみたら、閉店してしまったのか「おかけになった電話は現在使われておりません」とのこと。では!と、観光バスが通る道沿いに並ぶ、多数あるお店のどこかに入ろうとしたら、たまたま、その近くでマラソンと自転車のイベントが行われており、道も渋滞、お店もいっぱい。なら!とさらに隣町まで行き、前から行こうと話していたお店の位置を地図を調べて、近くまで行ってみるものの、見当たらず。その近くのカフェに行こうとしたら、電話では空席ありますと言われたのに、その5分後に着いたら「満席です」。最後の候補地に行くと、日曜日は空いているお店なのに、なぜかcloseの文字が。
仕舞いにはどこでもよくなってきて、大型観光バスも入れるお店に行くと、「○○時まで団体貸し切りです」の看板が。ハッと時計を見ると、かろうじてその時間を過ぎていたので、ようやくそのお店で落ち着くことになりました。「ランチだ!」と出発してからその間、約2時間。
おなかすいたねーと、二人で同じ沖縄料理を注文しました。「今日は小洒落たカフェでと話していたのに、沖縄料理になったね」と笑い話にしていたら、先ほど注文を取りに来られた店員さんが、慌てて私たちのテーブルに戻ってこられて「そのメニューは、ただいま切らしております」と一言。ここまできてそれはないよーと苦笑しつつ、別メニューの沖縄料理を美味しく頂きました。定食が輝いて見えました・・・。
前置きは長くなりましたが、こんな「ウソみたいなホントの笑い話」が起こるとき、私は関西弁で「こんなん、マンガやー」と言います。アクセントは違えど、他の地域にも同じ言い方があるかと思っていたのですが、それは関西弁だとのご指摘を受けました。(検証は甘いです。)
果たして本当なのかと疑っていたら、先日、テレビで街頭インタビューを受けていた女性が「そんなん、マンガやー」と答えていました。大阪の方でした。
関西弁かどうかは一旦置いといて、このセリフを言うということは「現実には起こりそうにないこと」=「マンガなら、どんなことでも起こり得る」と無意識のうちに決めつけているのだろうと思います。しかし、「マンガやー」を連発している私ですが、最近、実際のマンガは読みません。でも「マンガ」なのです。「テレビ」でも「紙芝居」でもないのです。
ちなみに、「こんなん、吉本やー」というのも、よく使います。確かに、吉本新喜劇ならなんでも起こり得るでしょう。
方言の持つ独特の語彙に着目すると、とてもおもしろそうです。
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