英単語をカタカナ表記にすると?

朝の連続テレビ小説「あさが来た」で、"first penguin"という言葉が出てきます。群れの中で、一番先に海に飛び込む勇気あるペンギンのことを、そう呼ぶのだそうです。「革新派」といったところでしょうか。


ところで、このpenguin、発音を表記するとすれば「ぺんぐぅいん」という音だと思います。これがカタカナ語になったとき、どういう経緯で、「ペングン」でも「ピンギン」でもなく、「ペンギン」になったのか、とても気になります。もちろん「ペングイン」でもよかったと思うのです。


今のカタカナ語は、外来語由来(ポルトガル語、英語、ギリシャ語、フランス語など)の単語がほとんどだと思います。その中には、元々の単語の音を少し変化させたものが多数あります。例えば、cake (英)はケーキとなったり、bouquet(仏)はブーケとなったりします。

馴染みのカタカナ語の原語を知ると、なるほど!と思ったり、そんな発音だったのか!と思ったりすることがあります。原語となる単語を、カタカナ語に作ってしまい、周りに認知させた人=その道の first penguin はすごいと感心してしまいます。


流行言葉や、若者語と言われる言葉も、初めて使った人は first penguin になるのでしょうね。生まれる言葉。廃れる言葉。時代の流れによっても、言葉の世界はどんどん変化していくので、おもしろいと思います。


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