単語覚えは、連想ゲームに似ている?
冬休み明けのテスト、1月末の英検、入試、定期考査など、次から次へと試験に襲われていた、いや、準備に取り組んでいた生徒ちゃんたち。
対策をして文法や読解についての理解度は上がってきても、最後に難しく感じるのは単語覚えのようです。
先日、中三の生徒ちゃんと一緒に試験の復習をしていたときのこと。
「protest(抗議)の意味は?」
「技術テスト?プロになるための?」
「プロ野球の入団テストみたいな?」
「それ!」
「ブー」
「プロテスト」という言葉もあるので、そう思ったのも無理ないと思います。
その数分後。
「fairly(公正に)の意味は?」
「うーん」
「羽根がパタパタしてるのじゃないよ!」
「え?!(違うの?の顔)」
「それはfairy (妖精)」
「え?!(なんでわかったの?の顔)」
単語を覚えたり思い出すとき、また新出単語の意味を推測するときに、知っている単語から連想することは良い方法のひとつだと思います。ただ、単語の音やカタカナ語に頼りすぎると、違う意味にたどり着くこともあるので、時には注意が必要だと思います。
かくいう私も、単語覚えは苦手で、おかしな語呂合せに頼った時期もあります。しかし、その新出単語を目にする回数を増やし、新出ではなく頻出にしてしまわなければ、覚えることはなかなかできないと、今では身にしみて感じています。読めなかった漢字を何度も目にする内に、いつの間にか読めるようになることと同じですね。言うは易しですが。
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