英語力をつけるための先生は?(後編)
(昨日の続き)
英語力をつけるためには、共通の母語を話す先生が良いという意見を書きました。日本だったら、日本語を母語とする人(多くは日本人)のことです。
しかし、英語ネイティブスーカーに習うことがダメだということを言うつもりはありません。ただ、時機があると思うのです。
例えば、まだ年齢が低いのであれば、「日本語ではない言葉を話す人たちとコミュニケーションが取れて楽しかった。だから英語を習ってみよう。」などの動機付けには、とても良いと思います。他には、実力がついてきたので、習得したことを使って実地練習する。もしくは、英語だけではなく文化や歴史を知るのに、生の情報を見聞きする。などには、英語ネイティブスピーカーのレッスンは最適だと思います。英語で文学や数学など別分野を習うのも、とても良いのではないでしょうか。ただこれも、ある程度の英語力がついてからの段階だと思います。
要は、英語を誰に習うのかというところに着目するのではなく、自分の実力と目的に着目して、その時々に合った学習の仕方や先生を選んでいくと、英語力が確実についていくのではないかと思います。英語ネイティブスピーカーに習ったら、必ず英語ができるようになるというような宣伝広告も、なんとかならないものかと思っています。
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