気がつけば秋

あっっっっという間に過ぎた夏。

「夏休みに入るのでレッスンはお休みしようかな〜」というより、「夏休みなので、いつもよりがんばらせます！」というお母さん方の声が今年は多く、生徒ちゃんと楽しく過ごしている内に、暑い夏はすぐに終わってしまいました。気がつけば、沖縄も秋めいてきました。

私の住む名護市は2019年度から英語特区となり、この4月から小学生全学年に英語が教科として導入されました。3月まで、のほほんと英語に取り組んでいた小学生たちも、中学校に進学したり、新学期から英語の授業が始まったりと、英語がより身近なものになったようです。

レッスンに取り組む姿勢も変わったように思います。

毎週、「学校でこんなことやったよ！」「これが授業で言えたよ！」という英語の授業の感想を聞かせてくれ、「今週はこれ覚えるんだから！宿題どこ？」というレッスンに対する前のめりの姿勢を見せてくれている生徒ちゃんもいます。また、たまたま時期が重なっただけなのですが、ここ最近、海外の人と接する機会を持った生徒ちゃんが多く、「英語もっとがんばる！」という気持ちが増えているようです。

英語とどうやって付き合っていきたいのか、生徒ちゃんたち自身がはっきりと見えてきたのかなと思うこともあります。

先週は英検でしたが、「受けたい！」という生徒ちゃんは、今までによく見られた「なんとなくお友だちが受けてるから受ける」ではなく、「受けるからには、毎日CDを聞く！」「英作文、たくさん書く！」などの目標をしっかり持ってがんばっていたようです。反対に、「自分はこうやって英語を勉強するから、英検はいいよ〜。今週はこれやりたい！」という生徒ちゃんもいます。

反対に気がかりなことも起こってきました。大学入試を見据えている高校生たちは、変わりゆく英語試験について、英検を受けるべきかGTECを受けるべきか、どうやって対策をしていけばいいのか、不安を抱えているようです。きっちりとした英語力を積み上げていけば、先が見えてくるとは思うのですが、やはり不安が先行するようで、英語学習に対していまいち集中できていないような気もします。

たかが言葉、されど言葉。目には見えないものですが、言葉の持つ力は大きいと思います。英語力、言葉力を大切に育てていってほしいなと思っています。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　

「えいごなんでも屋」お問い合わせ先

Email : harmonious_aroma@yahoo.co.jp

Facebook : www.facebook.com/eigonandemoya（えいごなんでも屋）

Twitter : 中村和香子 @eigonandemoya