ご縁
世界が小さくなっていると感じています。
30年以上前、大阪から広島に引っ越したとき、自分が幼かったということもありますが、友だちともご縁はほぼすべて切れてしまいました。大阪に親戚は多数いるので、しょっちゅう帰っていましたが、それでも次第に縁遠くなってしまいました。
10年以上前に知り合った、アメリカに住んでいるお友だちとは、ずっとEメールを通じて細く繋がっていました。ここ何年も会ったことはありませんが、なんとか繋がっているという感じです。
4年前、広島から沖縄に引っ越したとき、SNSを本格的に始めました。広島にいるお友だちだけでなく、その当時お仕事で繋がった方々、今や広島県外、国外に住んでいる学生時代のお友だちまで、手軽に連絡を取り合っています。もちろん沖縄で知り合った方とも、頻繁に会うことはなくても、いろいろなことを教えてもらったり助けてもらっています。インターネットのお陰でどこにいようとも繋がりが広がっていくことに、文明の素晴らしさを感じずにはいられません。
その「ご縁」ですが、日本語の意味は【「そのようになるめぐりあわせ。」「関係を作るきっかけ。」の丁寧語】だそうです。でも、もっと深いもっと温かい説明しきれないものを表している言葉だと思います。
和英辞書でも調べてみました。 1.fate; chance 2. relationship; tie
うーん、そうなんだけど、確かにそうなんだけど、ぴったりこないというのが、正直な感想です。 これは、日本文化に直結するような特徴的な日本語のひとつなのかもしれません。
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